何のための貯金なのか考えることは、自分の人生に向き合うこと。
みなさんこんばんは。
今晩も冷えますね。
これまで年代別の平均貯金額や、自分がいくら貯められるかの状況を見ながら貯金を考えてきましたが、
最近になってようやく、自分のライフプランや求める生活の質にあった貯金目標を立てるべきだと考えるようになりました。
20代の、特に働き始めたばかりの私にとって、
ライフプランを考えることはちょっと難しいことのように感じます。
というのは、やはり
- 昇給や転職による給料の変動に具体的な予測がつかないこと
- そもそも自分の能力に見合ったサラリーマンとしての月給が分かっていないこと
- 結婚や出産といったお金のかかるライフイベントの具体的予定が未定なこと
- 年金や退職金など、老後の糧となるお金の予測がつきにくい世の中になっていること
などがあげられると思います。
もちろん、どの年代にいたとしても不測の事態は起こるものですし、
その時立てた貯金目標が必ずしもずっと最適なものであるとも限りません。
しかし、何と言っても20代はとても予測をしにくいものだと感じるのです。
(皆さんも感じてますか・・・?仲間・・・?)
結婚するかもわからない、子供を産むかもわからない、
保証された年金や退職金はこれからの40年間ほどでどんどん減っていきそうな兆し有、
という状況ではどうしても予想はつきません。
しかし、「20代が終わるまで」という、短いスパンでの目標であれば、
ライフプランと結びつけて考えることもできそうな気がします。
なので今回は、今まで貯めてきた貯金も合わせて、
私自身がなんのために貯金をし、これからいくら貯めていけば本当に満足(安心)
できるのか、ということについてちょろちょろと考えてみたいと思います。
10月の時点での私の貯金額は¥924,107です。
これまでの7か月間で1ヵ月に平均7万円のペースで貯金をすることができました。
まず、このペースは個人的に満足のいくペースです。
ボーナスも含めて考えれば、来年の4月までに目標の142万円に到達することは十分に可能なペースだと思っています。
(私は大学を卒業した時点(3月)で42万円の貯金をしていました。
目標は社会人になってからの1年間で100万円を貯金することなので、
来年の4月には142万円の貯金になっている、という計算です。)
では、この1年間に100万円、というペースを30歳になるまでのこれから約7年間続けることができれば、
- 社会人1年目終了時・・・142万円
- 社会人2年目終了時・・・242万円
- 社会人3年目終了時・・・342万円
******************↓↓↓↓
- 社会人7年目終了時・・・742万円
の貯金ができてきているだろう、と仮に予想します。
(ボーナスの支給額は上がってくるはずなので、本当は社会人2年目以降は年間100万円以上の貯金をしたいと考えてはいます。
しかし、ボーナスは必ずしももらえる保証のないお金なので、長期的なプランについて考える時は一応ないものとして考えます。
もち、あったら嬉しいですけど!)
本当にこの貯金額を達成してから30代を迎えることができれば、
20代、30代の貯金中央値をゆうに追い越したペースでの貯金ができていることになります。
なので、ひとまずこのペースで「貯金やらなさすぎ」ということはないだろう、
と考えてみます。
では、私はこのお金たちを、なんのために使うお金にしていきたいのか。
やはり人生の3大心配イベント
- 結婚
- 出産
- 老後
に備えるためのお金にしていきたい、と私は考えます。
そして、これに加えて、もし仮に結婚したとしても、
- 私個人の責任で自由に使えるお金
として、不測の事態に備えて持っているためのお金、にもしていきたいです。
では、貯金のうちのどれほどの割合を各所に充てている状態が、私自身が1番納得ができ、安心することができるのか考えてみました。
- 結婚・・・10%
- 出産・・・10%
- 老後・・・20%
- 私個人の永遠自由資金・・・60%
です。
理由としては、
まず、結婚・出産について
結婚や出産は、私一人でお金を賄うべき箇所ではありません。
将来のパートナ―と一緒に努力した貯めたお金で対応したいと感じました。
また、出産を10%にしていますが、
仮に30歳で出産したとしたら、742万円(あるはず)の私の貯金から使われる額は、
約70万円になります。
これは、出産育児一時金の支給額とほぼ同額です。
出産してから頂ける一時金の補てんのために充てるお金、という意味で10%の割合が最適かな?と考えました。
子供を産むこと、育てることに関するお金は特に、
将来のパートナーと一緒に頑張って稼いで貯めたい項目なので、
独身である今のうちから大きな割合を充てることはしませんでした。
次に、老後について
老後資金に20%(現在の希望的予測では140万円)を充てたのは、
もしも結婚・出産をした場合、老後資金の本格的な貯金がスタートできる時期が
かなり人生の後半になってくることが予想されるからです。
20代の貯金の20%の額を種銭として、資産運用し、
少しずつ増やしていくためのベースとしていたいと想い、20%にしました。
50代になって、子供の手が離れてから老後貯金ゼロの状態で貯金を再スタートするのは、ガラスのメンタルの私にはハードモードすぎるので、140万を少しずつ増やして自信をつけた状態にしておきたいです。
そして、老後貯金、としていても、どうしてもお金が必要!!!
となった時には両親の介護や医療の費用、子供の費用にもあてることはできるはずなので、20%はかなり困窮するまでは絶対に手放さないお金、として持っておきたいと思います。
最後に、
もし結婚したとしても自分の自由になるお金
についてですが、これはぶっちぎりで多い割合の60%を当てました。
ここに60%を当てたのは、自分の金銭感覚をある程度信用することができるようになったことが大きいと感じています。
少しずつではありますが、自分にとって本当に必要なものにお金を使おう、という体制が整えられてきているので、きっと無駄使いしないだろう、と私自身のことをいっぱい信用してあげて、このような割合にしました。
この60%は投資に使ってもよし、
旦那の反対する子供の習いごとに使ってもよし、
飲み会や買い物に使ってもよし、
家計からはだせないプレゼントに使ってもよし、
結婚記念日を演出するのに使ってもよし、
の私の好きに使ってもいい、というストレスフリーな使い方のできるお金として持っておきたいと思います。
でも、
- 家族の病気やケガ
- 急に必要になった帰省時の交通費
- 失業や休業になった時の備え
などとしても使えるよう、20代だからこそ見えない不測の事態に備えたお金にもなってもらおうと思います。
また、30代、40代、と年齢を重ねていった時に、貯金するべき項目の変化や追加があった時に割り当てられるお金として考えてみました。
もちろん、転職や引っ越しなどの費用も、ここから出してもいいな、と思います。
このように考えると、私が今もっている92万円は
- 結婚に使えるお金・・・9万円
- 出産に使えるお金・・・9万円
- 老後のためのお金・・・18万円
- 私個人の自由なお金・・・55万円
というように各項目に割り当てられていることになります。
4番目の私個人の自由なお金をフレキシブルに使いながら、
ライフプランの予測できない中でも身の丈にあったお金の使い方をしていきたいと思います。
結婚しなかったり、出産しなかったりしたら
それはそれで老後資金にずらし込んでいったり、これにも臨機応変に対応できそうです。
私個人のことばかりで長くなりましたが、
何のために自分がお金をどのくらい使いたいのか、と考えることで、
漠然とした貯金のペースへの不安がなくなり、
もうすこし早いペースで貯金できたら転職も余裕かな?
など、色々考えを広げることができるようになりました。
私は今回、電卓とにらめっこしながら、4つの項目について書き出して割り当ててみましたが、
この項目の中に留学や旅行、趣味に使うための項目を入れてみるのも素敵だな、と思ったりしました。
今回は「私個人の自由にできるお金」の中に趣味関連も入れましたが、
別項目で用意すると貯金へのモチベーションがあがったり、
使いすぎとか、逆にもっと使ってもよさそう!などの予想ができそうです。
特に留学や海外旅行では大きなお金つ使うことになるので、
私ももう少しためたら別項目で用意しようと思います。
皆さんも自分の人生と向き合って、お金のことを実際の金額も交えながら考えてみてはいかがですか?
とても有意義な時間になると思います。
(私はなりました!)