手取り16万新社会人女の貯金100万生活

新社会人だった1年で120万貯金できたブログ

2017年4月に新社会人になりました。就職から1年で120万円の貯金に成功。引き続き貯めます。好物はメロンパンスティックです。現在の貯金額は約310万円(2018年12月)引き続き頑張ります。

皆さん若者に無責任にお金のアドバイスをするのはやめてくれ

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若者 貯金

20代 貯金

などのワードでググると、皆さまそれはもう色んなことを若者に向けて発信していらっしゃる。

 

・20代は貯金なんてしなくていい、経験に投資しろ

・20代は存分に楽しめばいい、お金の心配は30代からで問題なし

 

などの若者貯金反対派から

 

・65歳までに3000万円は貯めておかないと貧困老人になる

・老後資金3000万円では全く足りない!5000万円は必要!

 

などの極端に不安を煽るような若者貯金推奨派まで、意見は様々です。

 

 

インターネットに自分の意見や色んな情報を挙げるのは各々の自由だと分かっている、

分かっているけれども、私は随分と↑のような情報に踊らされ、不安になったりしてきました。

 

 

今回は、20代のお金のことを考える同士の皆さんに、

「そんなに人の言うことを聞かなくてもいいと思う」

ということを書かせていただきたいと思います。

 

 

◆誰がなんといおうと、貯金は自分にあったペース・方法で進めるべき

 

「若者は貯金しないで経験にお金を払え」

「老後資金に最低5000万円は必要」

などの極端なお話は、読み流して問題ないのでは?と私は最近思います。

 

なぜなら、

私にとって貯金をしないでどんどん自分の経験にお金を使うことはあまりに不安を掻き立てるし、

老後貯金に5000万円などと大きなことを言われると明日飲もうと思っている缶ビールを泣く泣く諦めるはめになり、精神が追い込まれるからです。

 

もちろん、

「将来的に○○の仕事で年収1000万円を目指すために自分に投資する」

という意識がある方は気持ちよく貯金より自己投資にお金を使えると思います。

 

今の時点で年収が700万円ほどあれば、老後資金のために5000万円貯めようと思うのも少しばかりは気が楽でしょう。

 

 

でも、普通の人はムリなのです。

 

毎月16万円前後の手取り収入を名一杯自己投資に費やしたら

いざ体調を崩したり、仕事をやめなければならないような状態になった時に破綻します。

 

それだけではなく、

・家電が壊れて買い替えなければならない

・引っ越しの必要がある

奨学金の返済がある

 

などの状況を抱えている若者にとって、貯金を全額自己投資に費やすのはかなり危険だと私は考えます。

 

すくなくとも120万円程の貯金を確保し、

3か月分くらいの生活費や、突然の出費に備えた状態で自己投資は行うべきだと思うのです。

 

 

今は昔と異なり、

実家に帰っても親に余裕がなかったり、

ボーナスも少なかったり、

会社の福利厚生も少しずつ圧迫され、

退職金制度を廃止する会社も出てきています。

 

だからこそ私たちは少しずつであっても自分の身を守るためのお金を自分で確保しておく必要があります。

 

 

だからこそ、極端な若者貯金反対派の意見をうのみにしてほしくないな、と思います。

 

 

 

また、「老後のために5000万円必要」などの極端な情報も、

白目をむくほど難しい数字です。

 

年収300万円以下の若者もたくさんいる中で、

それほど身を削ってお金を貯めていたらいつか心も身体もボロボロになるでしょう。

 

 

貯金は生活に密接にかかわっているものであり、

生活とは心と身体に密接にかかわっているものです。

 

自分に合ってないやり方で極端な貯金を実行するとダイエットと同じように必ずリバウンドしてしまいます。

 

リバウンドの形は

・ストレスがたまって爆買いしてしまう

・交友関係に影響が出て、周囲の人間から孤立してしまう

・直接的に気持ちが沈んだり、体調が悪くなったりしてしまう

などです。

 

 

貯金の中で何よりも肝心なのは、実際に貯まった額ではなく、

「自分の収入の中から自分で決めた額を毎月貯金に回せる生活習慣」を形成することだと思うのです。

 

 

できるだけ我慢を少なく、

しかし急に働けなくなってもしばらくは問題なく生きていける額を少しずつ用意し、

自分にとって必要のない出費を抑えて、

本当に自分がお金を使いたい部分にお金を使えるようにする、

このことがお金と向き合う中で1番大切なことだと思います。

 

 

自己投資や経験のためにお金を使っていないからといって焦ることはないし、

5000万円全く貯まりそうにないからと言って焦る必要もありません。

 

 

自分の性格と収入とたくさん向き合って、

何度も間違ったり、反省したりしながら

少しずつ自分に合ったペースで貯金をして、経験や自己投資に使えるお金を算出するのが吉だと私は思います。

 

 

 

インターネットは極端な意見も多く、

ことお金の話に関しては友人間でもしにくいので、ネットの情報を信用してしまいがちですが、

あまり焦らず、無理なことはせず、「自分がどうしたいか」と考えてみたいです。

 

 

かくいう私も「老後5000万円だと・・・?無理だな、ひもじい老人になるのは絶対いやだな・・・・」と思って白目をむいたり焦ったりしてしまうのですが、

出来るだけ踊らされないようにしたいと思います。

 

 

20代の同士の皆さん、がちすぎるマイペースで頑張りましょう。