年間100万円は貯めるけど、交際費だけはケチるべからず、と痛感した話
交際費、皆さんはどのくらいのお金をかけていますか?
交際費の中には、気乗りするものもあれば気乗りしないものもあります。
「人と会って、おしゃべりする」というたったそれだけのことでも
カフェ代(というよりは場所代と言った方がいいかも)がかかってしまう今日、
私も含めた多くの人はたくさんのお金を交際費に使っているのではないかと思います。
もちろん、何のメリットもない飲み会やなんかにムリやり参加して
人脈を広げるべし!とは全然思いませんが、
自分の心地いい人間関係にかかる交際費は、必要経費、あまりケチるべからず、
と私は思います。
だれかとの距離を縮めること、仲良くすることにはお金がかかります。
愛に行くまでの交通日、飲食代、プレゼント代・・・ちょこちょことお金が出ていってしまいますよね。
節約したい!と思っている時は煩わしく、無駄なものに思えてしまうものですが、
あまりケチケチしてみると長い目で見た時に後悔することが多いのではないか?
と思うことがあったのです。
今日はそのことを共有したいと思います。
私の会社の同僚に、節約家の女性がいるのです。
彼女は人当りもすごくよくて、周りの人に好かれる子です。
おっちょこちょいなところがありますが、むしろそこもチャームポイントに思える位に明るく、コロコロと笑う声がフロアに響き渡っているような人。
何人かで仲良くしており、ランチを一緒に食べたり、金曜の夜はお酒を飲みに行ったりと過ごしていました。
ただ節約家の彼女、金銭感覚が合わない・・・。
どんな風に合わないのかというと、
- 外で食事をする際に毎回クレジットカードで全員分を払おうとする(ポイントゲットのため)
- 自分の次の予定のある駅にみんなを呼び寄せようとする(交通費の節約のため)
- 誕生日などの際のプレゼント単価が一人だけ低いけど気にしない(みんな=¥3000、その子=¥1000)
- 誰かが立て替えてくれたお金を払う際に自発的に端数を消してしまう
- 家に招いてくれるけど、冷房をつけてくれない(電気代節約のため)
ちょっと極端な子ですが、実際に近くにいると、かなりやりにくい・・・。
会うたびに毎回ちっちゃなモヤっとを抱えなくてはならず、徐々に会うこと自体がストレスに。
私は疎遠になってしまいました。
彼女から学びました。
交際費はケチってはいけない、相手にストレスを与えてしまう=結果疎遠になってしまうと・・・。
人間関係にはお金がかかります。
でも、人間関係って本当に大切。
一人では到底立っていられない時に支えになってくれるし、新鮮なアイデアをくれたり、新しい世界に連れて行ったりしてくれます。
そして私は何より、何をするでもなく一緒にお茶を飲みながらおしゃべりしているだけで幸せな友人が心底大切です。
その人たちを尊重し、一緒に楽しい時間を過ごすためのお金を必要以上にケチっていては、幸せな人生をトコトコ歩いていくことができないんだ、とその友人に教えてもらいました。
私も毎月かなりの額を貯金しようと悪戦苦闘しているので、
自分では気が付かないところで友人にストレスを与えているかもしれません。
気を付けながらいつまでもくだらないことでゲラゲラ笑いながらお茶を飲める友人を大事にしていきたいものです。