【年間100万円貯金できるおひとり様時間⑦】献立を考えておくこと
今回は食事のお話。
おひとり様でおでかけすると、やっぱり疲れてしまうから・・・。
⑥おでかけ後の食事の献立をあらかじめ考えておく
(我が家のある日のブランチです。お味噌汁をテーブルにこぼしました。
最近手に入れたお気に入りのプレートでの食事にはまっています。)
これ、1番大事かもしれません・・・。
どこに何のために出かけて行くとしても、世界中必ずあるのが”食”の誘惑です。
人間とは不思議なもので、少し外を歩いていると小腹がすいてしまう。
小腹が空いて回りを見渡すと、あるわあるわ、
黒板に白い字でパスタ、リゾット、生ハムと各種書かれた看板、
商店街の一角に必ずある、やたらと美味しいお醤油と出汁の匂いをまき散らすお惣菜屋さん、
17時―18時まで生ビール¥290などとはためくチラシ、
チェーン店の食品サンプルを露店に並べているラーメン屋
(というか、日高屋・・・)、
スーパーに並ぶ巻き寿司や天ぷら、割引シールの付いた焼売。
際限なく襲い掛かってくる、食の誘惑があるのです。
貯金中のおでかけを楽しむには、これに打ち勝つ必要があるのです。
そしてこれらの誘惑には並大抵の精神力では打ち勝つことができません。
そんな時、大きな助けになるのが、”すでにきまった食事メニュー”なのです。
「家に帰ったら○○を食べるんだ!」という気持ちが最初からあると、
なんとなくすいた小腹の出す悪魔の音声に惑わされずにいられます。
特に、出かけながら、あるいは帰り道に「今日は何を食べようか」と考えるのは危険なのでおすすめできません。
なぜならば、
疲れている身体と頭で、献立を考え、必要な食材の有無を思い出し、作る行程を乗り切る、
この3行程は乗り越えられないからです、これはもう本当に絶対に、乗り越えられない。(私には絶対にムリ・・・)
必ず、「もういいや!買って帰る!!!チンして食べる!!」と自炊を放棄してしまいます。
なので、この3行程のうち、最初の1番頭を使う部分である”メニューを考える”という部分をフレッシュで疲れの回っていない頭で考えて置くと後で楽なのです。
なおいいのは、
◆そのために何を追加で買って帰る必要があるのかメモしておく
◆下準備(味付けや野菜を切っておく、とか)を済ませておく
まで食事の準備を進めて置くことです。
もうこうなると、帰宅後がらくちんで、帰り道も全然億劫にはなりません。
何も考えずに、ボーっとしながら焼いたり煮たり茹でたりして、
お皿に並べればいいのです。
この状態を作るまでが、
”おでかけ前の準備”だと私は自分自身に言い聞かせています。
じゃないと、何度も何度もこの食の誘惑に引っかかってきた過去の自分が浮かばれません。
スーパーでぎょろ目でこちらを見つめる巻き寿司をカートに放り込み、
あと少しで家につくはずだったのに、気が付いたらビールを片手に生ハムサラダを食べていて唖然としたり・・・
何度も失敗してきました。
そのたびに「やっちゃった・・・」と支払う¥1000を見つめながら後悔してきました。
これを無意味に何度も繰り返していると、”でかけて疲れた時は外食”と心と身体に沁みついてしまい、抜け出すのがこれまた大変なのです。
だからおでかけを始める最初が肝心、”でかけても家にはすぐ準備できる食べ物がある”と自分に教えこむようにしています。
皆さんも、おでかけの前に、その日の食事メニューを考えるようにしてみてください。
すると一度は外食やお惣菜の誘惑に倒れかけても、最後は家での自炊ごはんを食べる勝ちの結末を迎えることができるはずです。