20代から考える老後貯金
なんとなく、漠然と不安な老後、
このブログで私は何度も「老後、老後」とぼやいてきていますが、
今回は今何ができるのか、何をしておけば最低ラインに立てるのか?
ということについて考えてみたいと思います。
厚生労働省が2014年に発表した数値だと、
◆会社員+専業主婦の世帯→今の60%から50%へ
◆共働き世帯orシングル→今の50%から40%へ
と私たちの世代が老後を迎えるころには減少するそうです。
専業主婦にはなれそうもないので、
働いてきたころの平均月給の約40%となると、
- 年収300万円の場合→年金は年に120万円
- 年収400万円の場合→年金は年に160万円
- 年収500万円の場合→年金は年に200万円
- 年収600万円の場合→年金は年に240万円
- 年収700万円の場合→年金は年に280万円
- 年収800万円の場合→年金は年に320万円
- 年収900万円の場合→年金は年に360万円
単純計算で、(そして22歳から引退まできっちり働いた結果)このような計算になります。
こうなってくると、夫婦で22歳から定年まで世帯年収600万円以上にもっていけたとしても、あまりに心もとない金額です。
加えて、老後というのは医療費もかさみます。
年末年始の帰省時に、80代の祖父母に月の医療費について聞いてみたのですが、
「1月で2人でだいたい6万円位かねぇ」
とのほほんと言われました。
ああ、恐ろしや・・・
現在の彼らの医療費負担は実費の2割ですが、
これも私たち世代には3割、4割と上がっていく可能性があります。
もはや顔面蒼白、どうなる日本、どうなる私たち。
いつまで生きるか考えねばならないのでは?!
という気持ちです。
あゝ、長生きも考え物の時代に突入するのか・・・・
しかし、夫婦で最低3000万円の貯蓄があれば最低限の生活を引退後も送れる、
という記事も多く目にします。
3000万円というと今の私には大金ですが、
コツコツ貯めていけばそうでもないものかもしれない、
とも思います。
3000万円を22歳から65歳までに貯めるとすると、
年間70万円をコツコツ貯め続ければいい、ということになります。
子育てや介護などでお金が飛ぶ30代、40代に突入する前に下準備をしておく必要があると切実に思いました。
30代から40代にコツコツ老後だけのために年間70万円を捻出できなくても、
20代にある程度の貯蓄をしておけば、
投資で増やすこともできるし、なにより安心です。
やっぱり20代のうちは年間100万円を貯め続けたいと思います。
今年の4月からは2年目に突入するので、支払うべき税金も増える予定。
でも周りの先輩の話を聞いていると3年目からは昇給に税金が追いつき、
1年目と比較しても余裕のあるお給料をもらえるようになる、
とのことなので、3年目からは120万円目標などにして、
さらにスピードアップした貯金を進めていきたい。
老後が心配でなりません。
老後貯金、というのは手元にある限り、あらゆる不測の事態に対応する際に使える貯金となってくれる、というのもいい点です。
1番遠くに使う予定のある貯金であるために、
必要経費に充てても目先の事態に困ることがない貯金だからです。
そういう意味でも、老後貯金を今から進めていくことは本当に意味のあることだなぁ、と感じます。
今回計算してみて、おっそろしい気持ちになりましたが、
おっそろしがっているばかりでなく、今できることをしっかりやっていこう。
無駄使いをせず、
意味のあるお金の使い方を今から身に着けていかねば。
今週はこの前作って冷凍したハヤシライスがあるので、
ちょっと平日のごはんが楽ちんです。
うれしい~~~この前の私ありがとう・・・